The Thing with Jim O'Rourke 『Shinjuku Growl』

月末だぜ!
で、今回取り上げるアルバムは、今書いとかないと!ってことでちゃんとワケあってセレクトした一枚なんですね。珍しく。
これね…。

Shinjuku GrowlShinjuku Growl
(2011/06/28)
Thing With Jim O'Rourke

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The Thing with Jim O'Rouke。アット・新宿ピットインなんすわ。タイトルからも分かる通り。
2008年の来日のときのライヴ録音で、4曲入り1時間。
で、新宿ピットイン。ここなんですね。何が言いたいかというと、ピットインがヤバイことになるってことなんです。
まずPeter Brotzmannと愉快な仲間たちの3デイズ。
週が明けるとThe Core。
間髪入れずにChris Corsano(坂田明/ジムオルですけど、僕的にはバリ彼がメインですね…)。
うおおーっ!やばい!財布の中身が!
まぁとにかく、これを書きたいがためにピットインな音源をこうして取り上げたと。
しっかしノルウェー大使館、毎度最高の仕事しますよねぇ…。オフィシャルのライヴインフォメーションサイトだよって言われたらこれで納得しますわ。いつもお世話になってます。
じゃ、書きたいこと済んだんで、これで…。

っていう風にはもちろんしませんけど。
このアルバムの内容がまた最高なんで、ちゃんと書きますよ。
初っ端から22分一本キメるファーストトラック"If Not Ecstatic,We Replay"、まず再生開始した途端に驚かされる。Nilssen-Loveがスネア上でチェーンを弄う音から始まっているんだけど、この音の異様に生生しいこと。耳元で鳴っているかのような立体感で迫るノイズに、次第に混じるシンバルの擦過音はやはり耳に痛いほどリアル。こりゃ盛り上がったらどうなっちまうんだ…と思わせる不穏な演奏が続くところ、Gustafssonの不意の咆哮に追随するO'Rourkeのギターで演奏は一気に臨界点まで。
埋め尽くすギターノイズと一音一音が破壊的なバリトンに、音の塊が明快に叩き込んでくるベース、機関砲のドラムスで鼓膜を蹂躙しつくす。O'Rourkeの演奏は何度かピットインやスーパーデラックスで見ているけど、僕が見るときは大抵エレクトロニクス(あの魔法のトランクだ)を用いていたり、ギターでも間を取った演奏がメイン。なのでここで聴ける狂ったように弾き倒すブチキレ系ギターにはかなり驚き。ここではThe Thingの3人も終始超ハイテンションな演奏を披露しているので、それがO'Rourkeのこういった面を引き出しているのかもしれない。
"Half a Dog Can't Even Take a Shit"では最もジャズ的なグルーヴで、"I Can't,My Mouth Is Already Full"ではアルバム中でひとつだけ異なるカラーの抽象ノイズな演奏を…と場面場面で音の色は変わっていくけれど、全体の印象としてはやはりストロングスタイルの轟音インプロ。アルバムを締めくくる"Shinjuku Grouwl"はのっけからアクセル全開スタンピードの轟音ジャム。9分半でどこまで逝けるのか、競うように荒れ狂う音の濁流に揉まれて気持ちよくなっちゃってください。

っていうわけで、ピットイン録音最高っぽいんで今年のラッシュもまたどっかでライヴ音源化されますようにー。
あっ僕は最低でもそれぞれ1つ、3公演は行くつもりなんで、会場で僕と握手!
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