A Handful Of Dust 『Mares' Milk Mixed With Blood』

明日から増税ですね。
機材買いましたか?(という風潮)


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これは確かArt Into Life屋さんで買った記憶があるんだけど…
今商品ページないっぽいけど手に入るのかな。
これまた情報の全然出てこないレーベルNon Mi Piace(I don't like itという意味だそうです)からの03年のリリース。
アートワークとして5枚の小さな写真が入っていたりしてなんかシャレオツ。


Alastair Galbraith - Violin,Clavioline
Bruce Russel - Guitar,electronics
Deter Stapleton - drums,percussion,radio

A Handful Of Dustは以上の3人のトリオで、バンド名はたぶん同名の映画から来ている…はず。不倫をきっかけに金持ちの夫婦が何もかも失っていくというまぁ結構鬱な映画ですね。
このバンドを知ったのはThe Dead CのBruce Russel ブルース・ラッセルつながりで。
で、他の二人情報が全然ないという。

内容は2000年のライヴを収めた20分×2本で、それぞれ"Lament For Ignacio Sanchez Mejias"、"The King Of Chin Drinks Wine"とタイトルがつけられている。
ギター、バイオリン、ドラムスという編成、どんな音が出るのか想像しにくいけど、まぁ案の定わけの分からん音楽ですわな。

アンサンブルの舵を握っているのはラッセルのギターで、演奏の全体を兎に角その強烈なフィードバックノイズが埋め尽くす。やはりこちらもエフェクトをかけられアンプリファイドされていると思しきドローンスタイルのバイオインが絡みつき、リヴァーヴのかかったタムが地表に衝突音をばら撒いている。
バンド的なものとはかけ離れた実験即興ノイズスタイルで、ギターなんかはもう操作はかなり少ない動きになっているんじゃないだろうか?というぐらいフィードバック中心。空間エフェクトが過剰にかけられた音像はうねりまくり、いつのまに渦のようになっている。
激しく展開していくようなところはないんだけど、いつの間にか轟音ノイズウォールと化している部分があり、"Lament For~"クライマックスなんかは圧巻の壁っぷり。演奏が終わった後10秒くらいシンと静まり返った時間があって、センキュ、の声でやっと拍手が起こってるのが成程という感じ。

"King Of Chin~"ではドラムが攻めまくっていて、絶え間なく打ち込み続けるドラムロールに様々なノイズ絡んでいくという内容。このドラムがかなりストイックな反復なので全体の響きとしてはミニマルにも聴こえる。
弦の二人はほぼ電子ノイズな演奏で音の原型は全くなし。こちらにもディレイを使って反復していく部分が多々あって、ドラムとはまた違うレイヤーでミニマルな波が生じている。
まぁいずれにせよバンドっぽい音では全然ない。デッドCがもっとロック的な要素(それはグズグズに壊れきっていたが)をそこかしこに持っていたとすると、ここではラッセルも完全実験ノイズサイドか。
やはり簡単にはテンションをあげていかないというストイックさが鍵のような気がして、それがちょっと機械めいたような独特の音楽を作っているんじゃないかな。


しかしこの人たちの音源もまた手に入りにくいよ!っていう。


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