Kid Millions & Jim Sauter 『Fountain』 Jooklo Duo 『The Warrior』

フロスト×ニクソン、テロ、ライブ、4デイズ、やっぱり決闘を描いた映画はいい…
てわけでセッション、観に行ったんですけど、メチャクチャ最高の映画でしたね~これは~
全存在を賭した闘争のみによってより高次に至れるという信仰、タイマンという純化したフォーマット、狂信にまで研ぎ澄ませて、これだよ!これが決闘だよ!と、アクセルを限界まで踏み込んで、暴力と責め苦の果てに忘我と恍惚の境地に至るラスト、あの映像見せられたらそりゃもう何も言えんよ…
あの台詞を思い出しちゃいましたよね、もう。ようこそ、「男の世界」へ。ってやつ。
サイコー。これは観てください。

しかし自分が一番面白かったのは最初にブラムハウスのロゴが出てきてプロデューサーとしてジェイソン・ブラムの名前が出てきたことですけど。
僕大好きな人なんですけど、パラノーマル・アクティビティの監督でゴリゴリのホラー専門プロデューサーですからねこの人。


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てなわけで~今日は闘争のジャズ二本立てでお送りします~


Fountain [12 inch Analog]Fountain [12 inch Analog]
(2014/12/02)
Kid Millions、Jim Sauter 他

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DLコード付につきアナログ聴けない勢も安心ですけどアナログの音質で聴くのが大分味わいがあります
しかしなんで前作と名義の順番が前後してるんですかね…

実は去年末に出てたらしいこのデュオの2nd。
あまりにもバイタリティがありすぎて家族も手を焼いてそうなボルビトマグースのぶっ壊れアンプリファイド&エフェクテッドノイズサックス爺ちゃんJim Sauter ジム・ソウターと延々叩き続けることが得意そうな77ボアドラムの若旦那Kid Millions キッド・ミリオンズ。
いやー今回もジャズ壊してるなぁ。気持ちいい。
前回とやってることはほぼ変わらないけど、もう最初から完成されてた感があるなこの人たちは。
は?どこがサックス?サックスいないよね?って感じのグッチャグチャのノイズと痙攣気味に強迫観念で音を途切れさせず叩き続けるドラムスのハイエナジーな即興演奏が延々続く。
なんかこう…ジャズ的な気難しい感じというか…間を置いた緊張感のある音のやり取りとかは…?
ない!って感じで安心安全のつくりですねはい。
"Turkana"で聴かれる重層的なドローンぽいサックスなんかはどうやってるんだろうなーとも思うけど多分なんか新しいエフェクター買ったんだろうな。
とかいって今聴いていた所、"Clairaudience"という曲のラスト2分位静かな部分ありました。アルバムの中で2分も静かな部分があった!良かった良かった。
ドラム的にも全体に前作より音のハリがあって(弱打でスキマだけ埋めてるって感じじゃなくて)いい感じに鳴っていて、"Vertical Sprint"の最後の全方位から音が飛んでくる畳み掛けなんか、やさしさに包まれたなら…目に写るすべてのことはメッセージ…ってかコンクリの床に転がされて360度からボコボコに殴られて蹴られてるような気持ちになりました。
全編に渡って手に負えず施設に入れようとした家族に逆に暴力を振るい入院させるような演奏が叩きこまれていて素晴らしいけど、最早音楽?あ?知らねーよ馬鹿!って感じで鋸断裁された演奏の残骸に♪クリアアサヒが♪家で冷えてる♪心ウキウキワクワク♪風メロディが差し挟まれ切なくも心強い気持ちにさせられる"Game Jump"が特におすすめ。





jookloduowarrior.jpg

The Warrior [7 inch Analog]
アマゾンのダウンロードストアでも買えますね。
何かこの人たち異様に音源が手に入りにくいんすよね。

クッソダサいジャケが強い信頼感を感じさせるこのシングルは2010年作との事。
Jooklo Duoはイタリアの二人組で、
Virginia Genta - tenor and soprano sax, clarinet
David Vanzan - drums
というまあありがちなサックス&ドラムデュオで普通の音なら聴かないんだけどまーこの人たちの腕白っぷりはすごい。
とにかくキレまくりの演奏。
サックス、ビョワーギャー!って吼えっぱなしでここまで脳筋だと清々しいよ!って感じなんだけどこの人結構スラッとしてかっこいいお姉さんだから聴いてて背筋が伸びます。
ドラムスも呼応する脳筋具合で、気分次第でサックスのためのブレイクを一瞬ポロッと挟みつつ、基本全力疾走のドチャガチャいってる原始ドラミング。
2曲入ってるけど2曲とも内容は同じ!うるさい、うるさすぎる。あまりに爆音なため録音も割れまくっており、それがノイジーでまたメチャメチャかっこいいのですね。合間で勢い余って絶叫しちゃってるのも良い。
これは正直あまりにも語りようがなくて格好いいとしか言えないけどとにかく格好いい二人組。物を壊したくなります。
曲名が"Primitive Power"。サイコー。


くたばれ


2分のとこ鳥肌もんですねーこれは


て感じで、戦いですねジャズは。
セッションの人の感想とか見てた時、特にロックの人はそうですけど、三本の矢思想というか、バンドの?マジック?みたいなやつというか、チーム基準で皆でいい音楽を作り上げるぞ的な何かというか、そういうの要りませんから、少なくとも演奏の場では殴り合いです、から、とか思って、やっぱり闘争の果てに美しいものが生まれているのってとても素敵だなぁと。
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