St.Francis Duo 『Peacemaker Assembly』

なに今更言っとんねん!って感じですが明日新宿モーションでライブします


結構いい感じの機材写真が撮れたからもっと解像度の高い設定で撮っとけばよかったな…


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Peacemaker Assembly

St.francis Duo = Steve Noble スティーブ・ノーブル & Stephen O'malley スティーヴン・オマリーによるライヴアルバム二作目。
2012年の前作は2010年の録音を二枚組にしたものだったけど、今回は1枚のコンパクトな内容で2014年の演奏が早くもリリースされた形。
で、このデュオがどうしてこう──アッシジのフランチェスコ──名乗るようになったかは分からないけど、それはともかく今回はフィラデルフィアのフランチェスコ教会でのライヴ録音。ピアノソロとかだったら分かるけど、教会でこんな演奏していいのだろうか…?神をも恐れぬ所業というか…。


4年の歳月を経ているけど、演奏の印象は驚くほど変わらない…よりシンプルになったとすら感じられる。
というか、この人達はもう何かを変えようとか毛頭思っていないような。それはネガティヴな意味ではなくて、自身の表現を圧倒的な強度で確立しているから、そこに絶対の自負があるし、ただ粛々と己の表現をすることが最良のものを作ると知っている…
実際にそうなっているんだから。

密度の濃いタムの敷き詰められた上にランダムにシンバルを散らすドラミングのトライバルなパターン。それこそSunn O)))からソロまで一貫している幾重ものヴェールの折り重なる重厚なギタードローン。個々の演奏は独立した響きで、互いに影響を及ぼすことはない。共演としてはあまりに突き放したスタイル。
しかし、だからこそカッコいいのだよな。
再三書くけど、もうこの人達の演奏って、他人と及ぼしあうようにして新しいものを生み出すとかそういう領域にはなくて。合奏なんてする必要はなく、それぞれに鬼気迫る演奏が展開する、それが偶然にこの場に相対している、それだけでもう極上の音なんだよ。

パート表記にも"Amplifiers"とあるけど、そんなことを意識して聴いてみると、改めて、オマリーのギターは面白い。複数のアンプを異なるセッティング、エフェクトを通して鳴らしているのかな。歪んでノイズ化したフィードバック&コード、低域のディープなドローンなど、多様なトーンが多方向から絡み、ひとりアンサンブルになっている。
しかしこの音を出されて対応できる打楽器奏者ってのもそうそういない気がするけど、ノーブルのドラミングは特に後半の"2"では(書いてなかったけどこのアルバム、"1"、"2"と振られたタイトルなしトラックの2曲構成)ドラムソロ的な乱打~音域を広く上下する音響プレイ~ランダムなリズムのタム回しと濃密な演奏を自由に切れ目なく繋いでみせる。脈動するギタードローンのうねりと鼓動のようなタムが瞬間に絡み合うようにして一定のパルスを形成するようなパートは聴いててゾクゾクする。


やはり全然違う領域の凄腕がタイマンで自分の武器でもって戦っているってところにこの音源の面白さがあって、ロック的なそれからもジャズ的なそれからも逃れた未知の即興演奏、という感触も他ではなかなか味わえない所。
余所じゃ聴けないダーク&ディープな音が聴きたければぜひ。


続きにライヴ映像など

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