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Guernica 『Who Are Your Songs For?』

who are your songs for
アマゾン屋さんにはないようです。ライナス屋さんならまだ手に入るのかな。

Guernicaはベルギー産の4人組バンド。
独特のサウンドで、ありそうでなかったような不思議な感触。2本のクリーンギターの繊細なアルペジオの絡みと意外にゴツゴツしたリズム体を基調にして、そのうえにささやきと叫びの陰鬱でラフなボーカルが乗っかっている。
大きな展開があるわけでもなく、劇的な盛り上がりももちろんなく、淡々とした印象を受けるサウンドなんだけど、逆にそのことが感情の細かな動きや静かな燃焼をきめ細かく演出しているように思える。tr2"Far From Sound"の徐々に歪むギターと祈りのようなリフレインのヴォーカルが同期的に盛り上がる様は、感動的。テンションが臨界近く…となったところですっと唐突に曲が終わるところもいい。
"I Cried The Day Marlon Brando Died"の暴れるドラムと沈痛の表情を見せるヴォーカルのコントラストが醸しだす浮遊感も面白い。こうした浮遊感は彼らの音楽の独特な感触のひとつの源泉のように思える。
ラストトラックのタイトルは"Conscientiously Escaping The Chains Of Western Civilization I Am What You Could Call A Postmodern Houdini"。曲にこういうタイトルをつけてしまうセンスもとても好きだ。この曲の後半にはエモーショナルの極点まで飛ぶノイズギターが炸裂していて、驚かされる。
全体の印象として、特に初期の...And You Will Know Us By The Trail Of Deadに近い部分を感じる。粗さと繊細さの同居するようなギターも、ささやきから叫びまでの様々な表情を見せるヴォーカルも、ときおりの爆発も。ロック的な勢いがあるわけではないし、派手なことをやっているわけでもない。ただ巧妙に練られつつも生々しいサウンドは、彼ら独自のもの。
個人的な好みにものすごく合致する一枚でした。

Guernicaのmyspace
試聴あり。
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