elephant9 『walk the nile』

Walk the NileWalk the Nile
(2010/03/30)
Elephant9

商品詳細を見る


ストーレ・ストレッケン率いるマッシヴ&スマートなフリーファンク/ジャズトリオ、elephant9による2nd。
これがもう快哉もんの出来。

1st『Dodovoodoo』では長尺曲での実験的な抽象インプロがアルバム中の多くを占めていたけれど、今回は方向性をガラリと変えてきている。1stでもタイトルトラック"Dodovoodoo"で聴かれたようなパワフルな側面が大きく前面に出されたのが本作。キーボード - ベース - ドラムのそれぞれが太く喧しく主張するゴリゴリのサウンドは、完全にガレージファンク。
しかしいま「ガレージファンク」と形容されるほとんどのバンドは、クールな演奏とクリアなサウンド、ステージではタイでも締めてそうなお行儀の良さでもってプレイしてしまっているように思う。悲しきかな。一時期いろいろ聴いたものの、気持ちよくなれたのはLefties Soul Connectionくらいか。その中にあって、このぽっと出の闖入者の奏でる音楽の色香はどうだ。
冒頭"Fugl Fønix"、汗まみれのベースリフ。"Habanera Rocket"、14分をかけて盛り上げる絶倫のローズ&シンセ。ラスト"John Tinnick"、ストロングスタイルのパンキッシュビート。凄腕の連中が子供のようにはしゃぐ。イマドキ珍しいくらいのアナログかつフィジカルな音にしかし懐古趣味は一切なし。これはシンプルな音楽だ。ある意味でダンスミュージックとも言えるくらい。全体としては難解な印象を持った1stから一枚でここに突き抜けてしまうというのが面白い。こんなのもできるぜとばかりに袖をまくったのが今回のアルバムだとしたら、むしろ恐ろしいな。

季節柄、ビールでも飲みながら聴くような音楽を探してみたりする。基本的には僕の好みと違うんですけど、そういう中に自信を持って薦められるものを見つけたときの嬉しさと言ったら…。
エアドラムとエアキーボードとエアベースの演奏に忙しいので、そろそろ失礼します。

elephant9のmyspace
試聴可。
スポンサーサイト
 

Comment

 
 

2013.07.29 Mon 09:45Elephant 9+R.Friske

Elephant 9+R.Friske、9月に来日します。http://invs.exblog.jp/20813872/






(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可

 

Trackback

 
 
http://teardropmissingpiece.blog115.fc2.com/tb.php/252-51c2f3bc
 

プロフィール

 

伊達さん

Author:伊達さん
恐怖と雑音と
カワイイだけがオレの信仰
about

拍手する

 

最新記事

 
 

カテゴリ

 
 

月別アーカイブ

 
 

検索フォーム

 

 

twitter

 

 

リンク

 
 

FC2カウンター

 

 

RSSリンクの表示

 
 

最新コメント

 
 

最新トラックバック