talibam! + Matt Nelson + Ron Stabinsky 『Hard Vibe』 Talibam! and Alan Wilkinson 『It Is Dangerous to Lean Out (E Pericoloso Sporgesrsi)』

このブログでも大昔に書いているんだけど、僕がフリージャズとかノイズとか聴き始めたときに好きで聴いてたバンドでTalibam!というニューヨークのデュオがいる。
ローファイなキーボードでミニマル&サイケデリックなフレーズを連発するMatt Mottel マット・モッテルとフリーフォームでパンキッシュなドラミングのKevin Shea ケヴィン・シーの二人で、10年以上活動を続けている。
7月にその片割れのマットが来日していて、六本木のスーパーデラックスでライヴをしていたのを見に行って。
Talibam!の初期の多分結構レアいCDRを持っていって話していたら


なぜか後日呼び出されて一緒にセッションするという面白すぎる事態になりました

わりと自分の人生の中でもトップクラスにクレイジーな出来事だったけど単純に楽しかったのでまあいいか


そんなTalibam!の最新音源二つ
DSC_0846.jpg
ってなんかいっぱい撮ってしまったけど青いカセットとその下のコラージュ調ジャケットのがそれです

『Hard Vibe』
bandcamp
ESP diskから出たLP(うちにあるのはライヴ会場で買ったCD版なんだけどfor promo use onlyと書いてある)。
サックス奏者Matt Nelson マット・ネルソンとオルガンのRon Stabinsky ロン・スタビンスキーとの四人編成での演奏。
サイドA/サイドBの二曲構成。各20分。
フュージョン風のリフを延々繰り返しながらサックスとオルガンが上で自由にソロを吹き(弾き)まくり、徐々に全体が変化していく。
マット・ネルソンのサックスの無限に湧き出すようなソロが凄まじい。途中からエフェクトも駆使して更なる別世界に突入。
両サイドとも同じリフを用いながら、即興で異なった展開に入っていくところが面白い。
こうしたミニマルベースの手法は今回見たライヴでもマット・モッテルの今取り組んでいるところなんだなぁと感じたので、それ踏まえて聴くと納得。

『It Is Dangerous to Lean Out (E Pericoloso Sporgesrsi)』
bandcamp
こちらは英国フリージャズ重鎮サックス奏者Alan Wilkinson アラン・ウィルキンソンとのトリオで2013年のライヴでの録音のカセット。Astral Spiritsというレーベルから。
この音源も同じく20分×2サイドの二曲構成と似たものだけど、内容は大分異なる。
ガッツリと聴かせるフリーフォームの即興演奏だ。
三者の演奏の卓越ぶりがよく分かる内容で、特にやはり即興をやらせるとケヴィン・シーというドラマーは他の誰にもできないドラムを叩く、モンスターだなあと。
普通なら即興であっても無意識に出てしまうようなビートや小節、タイム感覚を全く無視したドラムを叩ける稀有なドラマーだ。
演奏は全体に渡ってかなりゴリゴリの爆音仕様で、モッテルが用いているのであろうエフェクトを用いたノイズ展開もあり。
ウィルキンソンのサックスは例によって四六時中ビキビキのトーンで叫びまくっている。容赦なしだ。
これはもう自分のようなこの手のもの大好き人間には堪らない内容。


こうふたつ並べると全く違った内容だけど、シンプルな編成ゆえかどちらもしっかりとTalibam!の作品、という感じ。
僕の好きな音楽をやってくれるバンドだなと改めて思ったのだった。



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